プライドというもの
多分、田舎あるあるだと思うのですが、学校生活で目立つ子って嫌われたり、ハブられたりしませんでしたか?
成績が良くても、謙遜は当たり前。見た目の良い子は、いじめられる。自己主張の激しい子は、陰口を言われる。周りと違う趣味を持っていると、距離を置かれる。
それは小学校から高校まで、常識でした。
個性というものは殺さなければならないものでした。
自分にプライドを持つということは恥だったんです。
もしかしたら、そう思っていたのは私だけで、単なる自意識過剰だったのかもしれません。
でも、私はそう信じて高校まで生きてきてしまったので、プライドがとても低い状態で上京しました。
大学に入って驚きました。
みんな、自分の個性を公にし、それをプライドとして当たり前に、自分に自信を持っているのです。
カルチャーショックです。
個性って、大事なものなのか、と。
プライドって高くていいんだ、と。
大学の出席が厳しいことより、お金持ちかどうかより、一番つらかったのが、自分にプライドを持てないことでした。
きっと、全員が全員自信満々だったわけではないと思うのです。
私みたいな人間も少なからずいたでしょう。
でも私はとても孤独だった。
最近気がつきました、プライドのない人間は、周りを傷つけたり不快にさせたりするのだと。
プライドというものは、高すぎてもよくないと思うのですが、無くてはならないものです。
うつ病を患っている人たちは、きっと自分に自信が持てないでいると思います。
自信の回復が体調の回復にもなるのです。
自分のプライドというスキルをゲットして、うつ病と戦いましょう!